差し押さえられた不動産が競売にかけられることになった場合、その情報がさまざまなところで公表されることになります。新聞やインターネット上での広告はもちろん、自宅周辺の不動産業者が視察に訪れることも。近所の話題になったり、身内に競売の事実を知られてしまうといったデメリットがあります。
督促状が届けられても返済の目処が立たず、もはや競売しか道はないとあきらめかけていた家庭が任意売却で済ませることができたケースもあります。この家庭は競売の事実が周囲の人に知られることで子どもに悪い影響が及ぶのではないかと懸念し、必死に任意売却への道を探ることになりました。幸い債権者との合意がなされ、競売の危機を逃れることができたのです。任意売却では通常の不動産物件として売買が行われるため、個人情報が漏れる心配はありません。職場や身内への体面を考えてもメリットが大きい選択肢だといえるでしょう。